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■SG-U■応用社会学科/大学院社会学専攻ブログ

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応用社会学科主催新春講演会報告&参加御礼

ご報告が遅くなりました。

去る1月8日13時30分より四国学院大学7号館711教室にて、中央大学教授で家族社会学者の山田昌弘氏をお招きして応用社会学科主催新春講演会が開催されました。演題は「若者たちの就活と婚活―00(ゼロゼロ)年代の回顧と展望―」。一般市民を含め100名以上の方がたのご参加を得て、好評のうちに幕を閉じました。

ニューエコノミーの進展は、職の二極化と格差の拡大を必然のものとします。世界的規模で進行する構造変動のただなかにあって、大人への移行期にある若者たちがどのような状況におかれているのか、私たちが日々体験しているリアルな日常の意味は何なのか、といったことについて、多くの身近な事例をちりばめつつわかりやすく論じていただきました。

人生が良くも悪くも平準化・規格化され、何となく過ごしても標準化されたライフコースの時刻表に従って「自動的に」生きていくことが可能であった時代は80年代をもって終わりを告げ、今や自分自身の責任で「決定」し「努力」しなければパイプラインから「漏れて」しまう時代が到来しているという事実をしっかり認識すべきである、と山田先生は若者たちに警告します。

シリアスな現状分析が語られる一方、「婚活福袋」「息子カフェ」といった話題には会場から思わず笑いが漏れ、山田先生の「ゆるキャラ」なお人柄をうかがい知ることのできた講演会でもありました。

2010年代の初頭にあたり、必ずしも明るい展望があるとは限らないようですが、講演終盤、「やってみてうまくいく保証はないけれども、やってみなければなおダメ」という、山田先生の若者たちへのメッセージが印象的でした。

遅ればせながら寒中ご来場賜りました聴衆の皆様方に改めまして厚く御礼申し上げます。  (佐藤)









# by sg-u | 2010-01-21 14:22 | ご挨拶

応用社会学特講C「企業研究」第12回目

応用社会学特講C「企業研究」の第12回講義が
2010年1月14日(木)13:30より本学712教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:株式会社 百十四銀行  
  人事副調査役
   河渕  崇 氏


演題:就職活動・面接を受けるにあたって






「自分を知る」

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

就職活動は、志望する企業への「エントリー・シート」の記入から始まる。そこには、その企業への「志望理由」と「自己PR」を書く欄がある。企業としては事前にどれだけ会社のことを研究し、そのうえでその会社で働くことを志望しているのかを知りたいのだ。学生の「本気度」を知りたいのだ。この学生を採用して、どれだけのメリットがあるかを見極めようとしているのだ。学生は企業を選び、企業も学生を選んでいる。現在の労働市場は需要不足(供給超過)であるから、企業側が学生を選ぶ力が強い。
学生が企業を志望する要因はさまざまであるが、企業が学生を選ぶ観点はほぼ同じである。この授業でお話くださった企業の方々が「求める人材」像はかなり似通っている。「企業の求める人材像」を知ることは、就職活動を始めるまでの準備をするのに役立つ。学生時代はそのための準備期間である。
けれども、同時に大学時代は、就職だけではなく長い人生の「基礎工事」の時期でもある。卒業まで130単位を取得しなければならないのは、そのための勉強、つまり我々が生きていくための知識や知恵を得るために与えられた「自由な時間」である。私たちは、自分の時間という資源を選択的に、自己責任で使用するのである。これは、何かをしなければならない自由な時間である。
本格的に就職活動を始めるのは、3年生の後半からである。1年生にとっては2年間、2年生にとってはあと1年間しかない。アルバイトや友達との愉快な時間を考えると、何かを「学ぶ時間」はどれだけあるだろうか。私たちの世界は、不断に変化が起きている。その変化がどのようなものなのかも、はっきりしている。その変化に柔軟に対応できる能力を持った学生を企業は求めている。企業は荒々しい競争世界で生き抜いていかねばならない。大学は、企業社会とは異なった人間関係が原理になっている社会である。学問をベースにした教師との対話や互いの切磋琢磨は「コミュニケーション能力」の涵養に役立つのではないか。大学教員は世間知らずといわれるかもしれない。だが、教師は学生を日々見つめている。教師との関わりを通じて「自分を知る」ことは、就職の準備にも通じるのである。



         
【濱田 一馬 1年】

応用社会学科1年 濱田一馬です。
 今回の百十四銀行の河渕先生の講義は、最初から他の企業の講義とは大きく違っていました。講義の初めに履歴書の紙を渡されて、すべての欄をうめるよう指示されました。履歴書の書き方は前期の授業(「今から付ける人間力」講座)で練習していましたが、すべての欄をうめることが出来ませんでした。書けるつもりでいたのに書ききれなかったことは少しショックでしたが、このことで自分の実力を見直せたことはラッキーでした。
履歴書を書くときは、模範的にならず、自分の人柄の良さ、会社にとってのメリットなどが伝わるような、なおかつ印象に残るような文章になるよう注意しなくてはならないことも教わりました。これらのことは、分かっているようで見落としている点が多かったので、完璧な履歴書が書けるようになることが今日からの目標です。また自分の長所を多く見つけることは絶対に必要なことです。どこの企業の面接でも自己PRは必ず聞かれることを教わったからです。となると、長所を作る努力が必要だと思いました。
 河渕先生は、面接のときの注意点も詳しく教えてくださいました。その中でも特に自分が注意しなくてはならないと感じたのは発声の仕方です。発声は基本中の基本で、面接官が聞き取りやすいような話し方をするには、常日頃から注意をしておく必要があります。私は普段、友人と話すときによく短縮言葉などを使っています。本番の面接で普段のクセが出てしまう可能性もあるので、直す必要があると思いました。
 今日一日だけで履歴書の書き方や、面接時の気をつける点を何点も学ぶことができ、目標も作ることが出来ました。このことは自分にとってプラスになっていると思います。これから完璧に近づくために努力したいです。






【蓮井 雄太 2年生】

今回、百十四銀行の河渕崇先生の話を聞き感動した言葉があります。それは「企業は平均的な答えを求めていない」、「答えに一番は無い。答えは一人ひとりにある」という言葉です。というのも講義中、自己PRの欄を書こうとした時に、私自身を客観的に見ることが出来なかったと同時に、どのような文章だと当たり障りの無い丁寧な文章で書けるのかと思い悩んでいると結局、何も書けずに終わってしまいました。しかし2つの言葉を何度も私自身に言い聞かせたら、今度は自己PRを多少なりとも書ける自信がつきました。
「答えは一人ひとりにある」この言葉を聞いたときにまず考えたのは、私自身の人生です。私がこれまで歩んできた20年と少し。そこには人から見れば面白くも無く、情けない自堕落な人生を歩んできたかもしれませんが、私はその20年の中で様々な人と出会い話してきました。また色々な人から怒られもしました。いやな目にもあってきました。しかしそんな中で確かに私が成長してきた部分もあれば、また逆に昔から成長していない部分もあります。しかしその成長してきた部分、変わらない部分を思い出すことで、自分自身の事を多少は客観的に見ることが出来たと思います。「答えは一人ひとりにある」この言葉は自己PRを書く上だけでなく、私自身がどういった人間なのかを見失いそうになった時に心に何度も思い出したい珠玉の言葉です。




【渡邊 健一 2年】

今回、河渕先生のお話を伺うことができ、就職活動に挑むにあたって大変、重要なことを教わることができたと感じています。それはお話の中でよく使われていた『コミュニケーション能力』です。もちろん銀行業に限りませんが、コミュニケーション能力に加えて、河渕先生がおっしゃっていた自分の考えるプランを伝える、プレゼンテーション能力もなければ、大きく変化している社会の変化に適応し生き残っていくことはできません。・・・
企業の行う面接では、そういった力を持っているか否かを判断されているのでしょう。さらに、色々な面接を複数回行うことで、その人物が会社に利益をもたらす人物かどうかを考えて採用するのだと聞き、社会に出て働くということは、それだけ厳しい責任や結果が求められるのだと改めて思いました。
今回は、お話を聞けるだけでなく、実際に企業で用いられているエントリー・シートに書き込む経験が出来るなど、本当に得られるものが多い講義でした。初めて実際のエントリー・シートに書き込みましたが、自分が伝えたいことを短い文章で伝えるということは、思った以上に難しいと感じました。もっと工夫して、自分のことを伝えられるようにしたいと思います。私は今、2年生ですが、就職活動に臨む時は、学生ではなく一人の社会人候補としての自覚を持ち就職活動に挑んでいきたいです。




【宮路 麻衣 3年】

・・・講義では百十四銀行のことはもちろん、それだけでなく、いかに短時間で自分自身を面接官に伝えるか、相手の印象に残るような話ができるかなど、・・・就職活動の仕方についてもお話ししていただきました。
中でも履歴書の書き方について、私はこれまで、いいことを書かなければならない、きれいな言葉で書かなければならないと思い、不安に感じていたところでした。しかし、いいこと、きれいなことを書くよりも、本音で書いた方が、面接官には伝わるということを伺い、履歴書が以前よりも書きやすくなりました。自分を飾っていては、話をする側も苦しいと感じ、面接する側もプロなので、すぐに見抜くとおっしゃっていました。今回の講義から、自分を飾ることなく、自分の仕事への熱意を伝えること、その企業で自分に何ができるのか、その仕事を楽しんでやりたいという意欲について、以前にまして取り組み考えられるようになりました。 





【小野 春奈 3年】

企業研究の授業を受けたのは今回の百十四銀行が初めてでしたが、受講して就職活動に対して前向きになれました。そして、自分自身の課題も見つかりました。
まずなすべきことは、エントリー・シートや自己紹介カード、履歴書など、希望する企業への志望動機や自己PRの内容作成です。これまで、就職サイト等で自己分析や企業研究を進めてきたつもりでした。しかし、いざ書く段階になって思ったほど早く書けるものではありませんでした。話す時に敬語が分からない事はありますが、書くときにもどういう表現を使えばいいのか、また、自分をアピールするためにどういうことを書けばいいのか迷いました。ある程度自分がどういったことを書きたいか、どういう表現が適切か、日頃から気をつけるようにしたいです。
それから講義では、主に面接についてお話していただきました。不安になることは多かったけれど、面接がどういう風に進められるか、何を目的として行っているのかが分かりました。これまで入学試験やアルバイト等での面接を経験したことはありますが、就職活動での面接は「学生」としての面接ではなく、「社会人」としての面接であることを改めて感じました。きちんと話しているから、一生懸命だからというだけでは通用しない、本当にその企業にふさわしいか、将来活躍できるか、などというところまで見られるのは不安に感じる部分もあります。しかし、面接はどの企業も同じような目的で行われるので、逃げずに頑張りたいです。
これから企業説明会や実際の採用試験と、本格的に就職活動が始まっていきますが、消極的にならず、自信をもっていきたいです。そしてそのために、企業研究や自己分析、新聞記事に興味を持つなど、できることから始めていきたいです。




【濱田 弘一 3年生】

今回、百十銀行人事部人事企画グループ河渕先生のお話を聞けて、これからの就活の厳しさという「現実」を突きつけられました。例えば「自分の意見を」という項目では、考えがまとまらず、まだまだだなと一瞬、悲しくもなりました。今の私のままでは内定というゴールまで届くには不可能に近いと思われるほどでした。講義を終え、頭で整理をして感じたことがあります。それは「悩んでいる時間はない。それよりは、考えながら前進するしかない」と逆に就活に対して熱意が沸いてきました。
 河渕先生が採用担当者という鋭い視点で、学生を見ておられる事が特に印象に残りました。近日、私は面接受ける身分です。私が考えていたような志望理由は、多くの学生が志望理由にするものでした。例えば「安定しているから・地元密着で・理念に惹かれて…」などです。「本当に自分は何がしたいのか?」しかも、志望理由となると、もちろん、その会社でなければならない理由を答えられないといけません。そして講義を聴いて、志望理由を真剣に考えることは、採用試験を受けるうえで最低限のマナーだとも感じました。私自身、「入社してからのビジョン」もしっかりと持てるように、誠心誠意就活に向かっていいたいと思います。
もし、私はこの講義を聴くことが無く面接を受けたとすれば、確実に不合格になっていると思います。現実を知ることによって、もう一度自分を振り返るチャンスをいただけました。今更ながら、今、気づけただけ私は幸せだと感じています。また教えていただいた面接時の重要なポイントについては、大変参考になり、何度も自分を振り返りました。今の私は周りの就活生と比べても、ごく普通の学生で、むしろ特技もなく目立たない存在であるというのを知りました。もちろん、このままではいけません。考えながら前進するしか道がありません。立ち止まって悩んでいる暇はありません。




【岡田  逸 3年】
 
 今回、河渕先生の講義を聞いて、これまで私自身が志望動機にしていた様々のことは実はNGワードなのだということを知ることができました。たとえば、企業を選ぶときに重要視している地域貢献や社会貢献といった点は、企業側からすれば当然のことなのです。むしろ、自分が仕事で何をしたいのか、どのように企業の成長に役に立てるかということが重要であるということが分かりました。確かに、企業が成長するためにどのような力を発揮してくれるかというのは大事な部分であると思います。
 私が就職したい企業が好きだというだけでは意味がない。企業の成長にどれだけ関われるかを考えて、就職活動しなければならない。当たり前のことではあるが、私はよく理解できていなかった感じがしました。それが根幹になければ私達はミスマッチを起こして3年以内に企業を辞めていく可能性が非常に高くなるのではないかと思いました。
 河渕先生は、大学生であっても社会人として見られることが大切だと言われました。私達は、まだ学生だから好きなこといっぱいできると思っています。しかし、高校卒業してすぐに就職した友達はどうだろうと考えると、そんなことは言っていられないと思いました。周囲の人達はきっと私達のことを見ているはずです。いつまでも、子どものような振舞いをしているのではなく、大人の対応ができるように常に、心掛けていく必要があるのだと思いました。
 何気ないこと、関係のないことかも知れませんが、それが就活はもちろん社会に出ても無駄ではなかったと言える日が来るのではないかと思いました。






# by sg-u | 2010-01-14 22:33 | 学内向け公開講座

応用社会学特講C「企業研究」第11回目

応用社会学特講C「企業研究」の第11回講義が
2010年1月7日(木)13:30より本学422教室で行われました。

講師:野村證券株式会社 野村グループ本部  
  シニア・コミュニケーション・オフィサー
   池上  浩一 氏


演題:グローバル化する世界と資本主義の果たす役割






「世界はフラット化した」

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

「地球がよく見える。美しい。地球は青い」。1961年4月12日、旧ソ連が打ち上げたボストーク1号に搭乗して、人類最初に大気圏外に飛行し、1時間48分で地球を一周して予定着陸地に帰還したユーリン・ガガーリンが飛行中に地球に送った言葉である。
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である (That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind)」。1969年7月20日、人類で、初めて月面に降り立った。アポロ11号の船長、ニール・アームストロングが地球に送った言葉である。未だに月面に残っている、月着陸船に取り付けられた金属板には、リチャード・ニクソン大統領による署名と共に、「Here men from the planet earth / first set foot upon the Moon / July 1969, A.D. We came in peace for all mankind(西暦1969年7月、我等惑星地球より来たれり。全人類の平和を希求してここに来れり)」と印字されている。
観察と科学技術の進展により我々は我々が住むこの地球を地球外から観察しその姿を知ることが出来た。今も、宇宙船によって、広大な宇宙の探査の旅は続いている。宇宙船から送られてきた情報は我々の世界観や人生観を変貌させてきたし、今後も変化させ続けるであろう。
2005年、トーマス・フリードマンは「我々が眠っている間に、世界はフラット化した。世界は丸くない」と書いた。情報技術(IT)の進展によって地球上の人間の活動が急速に変化していることを世界に起こっている出来事を観察して述べたのである。
地球を駆け巡るもっとも速いものはマネーである、資金である。資金は利益を求めて世界を駆け巡る。投機的な短期資金と同時に長期的な投資資金である。後者は電子的に結ばれた世界の資本市場を通じて動いている。それを仲介する金融機関は、主として証券会社である。証券会社は、宇宙船地球号に乗っている人類がフラット化した世界にあることを敏感に感知する位置にいる。
マネーの移動とそれが引き起こす社会の大変化に、人間の思考、慣習、制度、生活とがついていけない。ここに我々の直面する大きな課題がある。



             



【松永 英樹 1年】

今回の講義で、最初に思ったのが、池上先生が世界各地で活躍されていることが大変印象に残りました。資料も用意して下さり、分かりやすく、DVDの映像でも、凄さが伝わってきました。
投資とは、金儲けではないと言われました。自分の夢を達成してくれる人に夢を託す行為であり、これらを、リスクマネーの供給だと言うことを知りました。
本の紹介もありました。トーマス・フリードマン著『フラット化する世界』、奥田碩著『人間を幸福にする経済』などお勧めしていただきました。興味が持てぜひ読みたいと思いました。
池上先生に質問するつもりでしたが、残念ながら出来ませんでした。しかし、それを忘れさせてくれるぐらい熱いお言葉と迫力のある表現力で、野村証券のすごさと強い責任感を実感するお話でした。
若い世代に期待されているからこそ、自分もその一人だと思って、これから明るい日本が達成できることを願い、何事も挑戦するという気持ちで頑張っていこうと思います。・・・素晴らしいご講義ありがとうございました。




【豊田 伸吾 1年】

私は今回、池上先生のお話を聞いて、野村證券さんのイメージが変わり、野村證券という企業に対する興味が湧いて来ました。講義の中で見せて頂いたビデオに映っていた野村證券の社員を見ると、国籍や性別に関係なく働いていました。・・・ビデオの中でChange、World class、Speedの言葉のもとに働いている社員の・・・一人一人の意識のレベルの高さに驚きました。社員一人一人が常に世界トップクラスのサービスを考え、それを実践していこうという意思が・・・ヒシヒシと伝わってきました。
実際、池上先生も、金融ビジネスはとても面白いとおっしゃっており、それを私達に勧めて下さるほど、今の御自分の仕事に自信を持っておられました。やはり、こういう意識が野村證券という企業を作っており、こういう意識があるからこそ野村證券は世界トップクラスの企業なのだと実感できました。
また今回の講義では、いかに今、日本が世界に置いていかれそうになっているのか理解出来ました。日本は今、デフレーションと言っていますが、そんな事を思っているのは、日本だけであり、世界ではもうすでにこの不況を抜けだそうとしているそうです。
また世界の通貨準備の中で、1999年まではドルが1番信用されていましたが、最近ではユーロの比率が伸び、もはやドルだけでない、多通貨時代になっているそうです。しかしその中で円の比重は軽くなっており、素人である私でもこのままでは日本は世界に置いていいていかれる危機感を実感しました。・・・今の世界の中での日本の立ち位置を理解し、いかに世界に目を向けることが大切なのかを教わりました。・・・




【真鍋 翔 1年生】

 私は野村証券さんの話を聞いて、今の日本経済が悪くなっているのは、実に私たち日本人自身に問題があることを知りました。なぜなら、今私たちが安いものを買うことが、とりもなおさず、中国やベトナムの経済を良くしているだけであり、しかも、安いものを買うことで、空洞化が生まれ、私たちの就職口さえ無くなるこのような負の連鎖を作っていることを知ったからです。私は自分自身も、そのような安いものを買っていたので、これからのことを考えると本当に恐ろしいことだと思いました。
 そして一番勉強になったのは、今の自分たちがしなければならないことです。それは日本から世界を見るのではなく、世界から日本を見ることが大切なのだということです。その話を聞き、世界から日本を眺めると、今私たちが何をしなければならないかが分かるので、今までの見方を変えようと思いました。それだけで、自分自身の行動が今から変わると思ったからです。
 さらに、今インドを含め発展途上国の子どもたちは、自分たちが裕福に暮らしたいと意欲を持ち一生懸命勉強している。しかし私たち日本の学生の学力は落ちている。このようなことを聞くと、今私自身のしなければならないことがはっきりと分かった。




【濱田 一馬 1年】

 野村證券の池上先生の話は、自分の今まで思い込んでいた常識が覆されるような内容ばかりでした。特にショックが大きかったのが、我々の国日本が近い将来、経済大国ではなくなってしまうということです。そして今まで発展途上国といわれてきた中国やインドが先進国になるというのです。確かによく見てみると、私の身の回りのものの中でもMade in Japanを見ることは少なくなりました。さらに日本は少子化現象が起こっているのに対し、インドでは25歳以下の人口が約5億4000万人もいて、彼らは今必死に勉強をしているそうです。この話を聞き、今の自分の将来が不安になりました。ただでさえ就職難なのに、何カ国語も話せるようなインド人などがこの先ライバルとして出てくるようなら、日本語しか話すことの出来ないような知識の少ない私はどこに行っても通用しなくなるのではと思いました。今、眼中にいれておくべきライバルは、日本国内の人間ではなく、国外の人間であるということに気付かされました。この大学生活中に、せめて高校生レベルの英語くらいは完璧に扱えるようになることを目標にしたいです。
 また、「対応性」が大切であるということも学べました。どんな状況でも対応し、適応できる者だけが生き残れる。その通りだと思います。大学では様々な分野のことが学べるため、私はこの能力を十分に養える環境にいます。あまり私には必要のない知識だ、と思っていた授業も、今日の講義を聞いて、意味のあるものだということに気付くことが出来ました。未来を予想した上で現在を見るということを常に頭に入れて、これからの大学生活は行動します。
 今回、講義を受けられたおかげで、自分が進むべき目標がはっきりしました。百聞は一見にしかず。今回の講義で貴重なVTRをみせていただき、話を聞かせていただいたことは、私の人生の財産になりそうです。




【岡田  逸 3年】 

 今回、池上先生の講義を聞いて、100年に一度の経済危機というのが嘘なのだと考えることができました。欧米政府は正しく対応し、経済の最悪期は脱し、今は最悪期にとった経済政策を最悪期前のかたちに戻していくことが大切、つまり出口政策を進めているというのが欧米政府の動きであるのだと言われました。たしかに、欧米の市場は、ほとんど経済危機が起こる前と変わらないほど株価が回復してきたと言われています。特に、中国においては、どんどん株価が上昇しています。
 講義の中で、21世紀は、アジアの時代だと言われました。中国、インドは、日本の高度経済成長以上の成長をしています。GDPも日本は中国に抜かれました。いずれ中国は、アメリカも抜いていくとある新聞記事に記されていたので驚きました。日本やアメリカなどの時代は、20世紀で1つの役目を終えたのだと言われました。これからは、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの人口、資源、食料を持つ国が成長していくと教えられました。
 私は、日本がこれから世界を牽引していくBRICsなどと仕事をしていくには、日本の先端の科学技術を活用することが重要です。たとえば、安全な水を生み出す技術などは、日本の大きな強みでもあると思います。日本が21世紀生き残っていくためには、池上先生が言われたことを実施していかなければ、人口も少なくなっている日本において明るい未来を築くことはできないと思いました。




【蓮井 雄太 2年生】

今回、野村證券株式会社・池上浩一先生の話をうかがい、経済の見方のコツを学べました。私はそれまで、日本経済や不況などを考えるときには国内の情報だけでどうなのかを考えてきました。しかし、池上先生は「日本から世界を見るのではなく世界から日本を見る」。そう講義内で教えられました。この言葉を聞いたときに、私の今までの経済や不況に対する考えがあまりにも狭い考えの上に成り立っていたことに気づきました。・・・日本の経済や不況は、実際、日本だけの問題ではなく世界における日本としての問題であるということを実感しました。そして実に私が、世界の波に乗り遅れつつあることも実感しました。
また話の中でインドの発展について話がありましたがその中で「インド人は勉強などにおいてハングリーな心を持っている」という言葉を聞き、学びにおいて自分がハングリー精神に乏しいことを自覚しました。それこそ私がいつまでたっても成長できない大きな原因だと気づきました。ハングリーな心は、是が非でも前に進もうとする力を生み出しますが、私にはそのような心は持ち合わせていませんでした。・・・しかし今回の講義を聞き、インドの若者が吹きさらしの教室で、しかも雨が降っている中、傘をさしつつ必死に受験勉強をしている姿を見ると、むしろ、今の私が惨めな存在に映りました。インド人があそこまで必死に勉強できるのは、きっと勉強が楽しいか楽しくないとかではなく、前に進もうとする心、決して諦めない心を持っているからだと思います。私にはあそこまで必死に勉強をすることはできないかもしれません。しかし、最初はほんの小さな一歩しか歩めないと思います。さらに豊かな社会におけるさまざまな誘惑に負けてしまうかもしれません。それでも、私なりに少しずつ前に進んでいくことを始めようかと思います。少なくとも前に進もうとする心だけは持ち続けたいと思います。インドの学生が持っているような情熱、それだけは私も持ち続けたいです。同じ人間、インドの人々に出来て、日本人の私が出来ない訳が無いはずですから。




【濱田 弘一 3年生】

今回、野村證券株式会社の池上先生の講義を聴くことができ、今までの自分の視野の狭さに痛感しました。・・・池上先生の講義の中で「日本から世界を見るのではなく世界から日本を見なければならない」、そして「現在から未来を見るのではなく,未来から現在を見なければならない」と話されていました。始め私はその言葉の意味は分かっても、奥底の深い意味までは理解していませんでした。そして,現在の世界の情勢・発展途上国の様子を目の当たりにすると、このままでは今の日本が世界の荒波に沈んでいくのは時間の問題だと強く感じました。他国には資源が豊富にあるオーストラリア・ブラジル・アフリカ…。そして,十分な生活環境が整っていなくとも,目を輝かして勉強に打ち込むバングラディッシュなどの途上国の子ども達。世界でトップクラスの頭脳を持つインドというハングリーな世界の国々に対して、まだ今の日本人は頭の中では高度経済成長のままあり続け、「今のままでもどうにかなる」、「苦しくなっても誰かが助けてくれる」、「なんとか生活できる」という安易な気持ちで、戦争もない平和な国で生きています。世界の荒波も知らずに。しかも、政治に関しても経済の世界でも荒波がすぐそこまで来ているのに、目先の事だけしか考えていません。このままだと、日本が経済面で下に見ていた国々が着実に土台を積み重ねていき、いずれは日本を大きい口で飲み込んでしまいます。
 そういった話を聞いた瞬間、世界から見て日本がどういう位置にいるのかよく分かりました。つまり,日本人は日本からしか世界を見ていないのです。そして,最後に池上先生は「勉強をしなさい」と強く私たちに投げかけました。「このままだと、目の前に転がってきたチャンスさえも見逃してしまう」と。




【向後 明博 4年生】

講義開始早々に、池上先生が「今、日本政府はデフレ宣言を行い、マスコミはデフレ、デフレと煽っているが、世界の投資家でデフレと考えている人はいない・・・」とおっしゃられ、ビックリしました。 また、「百年に一度の大不況というが、そんなことはない」とすら言われました。果たして、世界の投資家の言うことが本当なのかどうか、私には簡単に判断できません。しかし、頭の中に、「テレビや政治家が言うことに対し、全てを鵜呑みにするわけではなく、自分で『判断できる力』を身に付ける必要がある」ということが残りました。
「グローバル化の進展-変動する通貨価値」に関して、資料によれば 世界の外貨準備の通貨別シェアで、以下のようです。

          1999年        2007年
米ドル       71%          64%↓
英ポンド       3%           5%↑
日本円        6%           3%↓
ユーロ       18%          26%↑
その他        2%           2%→

外貨準備の通貨別シェアで、日本円が減少していることはとても深刻な問題だと思います。通貨に対する信用の欠落、日本国内の財政不安、国力の低下などが大きく影響していると思います。また、21世紀は「米ドルの時代」と言われていたのに、2007年には米ドルのシェアが7%も減少していて、新たな時代の幕開けを感じました。この表に2015年のカテゴリーを書き込むなら、日本円はその他に組み込まれ、人民元が新たに入ってくるのは間違いないと思います。
「世界経済の発展段階・新興国における所得1万ドル以上の世帯数の予測」では、2008年時点では新興国7ヶ国合計1億1890万世帯だったのが、2020年予測では合計5億2050万世帯という予測データには背筋がゾッとしました。それは、「これからどのくらいの人がテレビ・車とかを買うのだろうか?!・・・この波に乗り遅れたら、海外進出を計画する企業にとっては致命的だ」と実感しました。
まとめとして、これから近い将来、文化経済の発信がアメリカやヨーロッパから、アジアに移る可能性を大いに感じました。ただ、経済成長率、株価、高等教育を受ける子どもの数の増加、賃金、人口、GDPなどは数字で表すことができ、明らかに世界の近未来を想像できます。これは経済面の成長であり、各国の人の心までは表していません。大学で講義を受けていると、「日本が豊かになり、○○○という古き良き日本の伝統を忘れては無いだろうか」とか、・・・家族のあり方が変わったと聞きます。
また、格差が今以上に広がり、インフラ・福祉・医療制度が整っていない国の成長は、弱者が見捨てられ、社会に歪みを生むことになると思います。冒頭にも書きましたが、・・・最先端の話を聞くときは、全てを鵜呑みにしないことと、聞いた話を「確信」に変えられるような知識を身に付ける事が、日進月歩な今の世を生きていく上でとても大切だと改めて感じました。
# by sg-u | 2010-01-07 20:13 | 学内向け公開講座

応用社会学特講C「企業研究」第10回目

応用社会学特講C「企業研究」の第10回講義が
12月17日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:株式会社 四国銀行
  人事部副調査役
   大坂 智美 氏


演題:四国学院大学講義





「ふるさと」は君を待つ

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

四国銀行は、1878(明治11年)に創業した、高知市に本店をおき、2009年3月期現在、114店舗の59%の67店舗を高知県におく地方銀行協会に加盟する地方銀行である。
地方銀行は、全国で64行あり、全国津々浦々に約7,500店舗、約35,000のCD・ATMを配置し、本店所在の都道府県を中心とした地域に稠密な支店網を張り巡らせており、個人や地域の中堅・中小企業の多様な金融サービスに応えるとともに、知識社会の振興や街づくりのために地域金融の主導的な役割を果たしている。2009年3月末で、64行全体でみると、総資産額が約230兆円、預金総額約202兆円、貸出金約153兆円、有価証券保有約58兆円の規模である(http://www.chiginkyo.or.jp/index.shtml)。
四国銀行を地方銀行協会に加盟する地銀64行の中での規模を見てみると、資産総額で全体の1.08%、預金総額で1.11%、貸出金で1.01%、有価証券保有で1.26%を占める。これらの数字は各地方銀行の経営基盤である地方経済の基部と動向を反映していると考えられる。お金に色はついていない。日本銀行券はどこに行っても日本銀行券である。顧客が預金する銀行、顧客が借り入れる銀行はさまざまである。銀行の利益は預金の運用から生み出されるのであるから、各銀行はいかにして顧客に選ばれるかを工夫している。顧客サービスにおいて競争をしているのである。四国銀行では、高知県が農業をはじめとする第一次産業の県であるという特性を生かして、さまざまな地域の企業を支援する活動を始めている。
私たちの大学は香川県を中心に高知県をはじめ徳島県、愛媛県出身者がほとんどを占めている。何事にも疑問を持ち、何にでも興味を持ち、特に銀行に興味を持ち、失敗を恐れずに前向きに、受け身ではなく積極的にチャレンジする勇気を持って自分が成長することを喜ぶ学生を銀行は求めている。今は銀行のこと、金融のことを十分知らなくてもいい、入行後の不断の勉強によって、地域のお客さんとのコミュニケーションが培われていくことによって、自分も銀行も地域経済も成長していくのだ。ふるさとは君を待っている。




【岡田 逸  3年】

  今回、大坂先生の講義を聞いて、地方銀行がなぜ必要なのかということと、これからの就活に必要になることを教えていただきました。
なぜ地方銀行が必要なのかに関しては、メガバンクは地方との接触はあまりなく、海外向けの戦略色が強くなり、そうであればこそ四国銀行のような地方に根ざした銀行がなくてはならないのだということを学びました。それで、私達の身近にある銀行が、実際、私達の生活も支えていることをより実感できました。
 これからの就活に必要になってくることに関しては、3点挙げられました。①疑問をもつこと、②好き事物も上手なれ、③受け身ではなく積極的に前向きに。これらは、就活だけでなく、普段の生活においても言えることではないかなと思いました。・・・
 これまで、企業研究の講義を積み重ねていく中で、多くのことが、どれも就活だけに必要なことではなく、日常生活に欠かせないことだと、私は感じました。・・・





【真鍋 翔 1年生】

 私は、銀行の仕事とはお金の預金やお金の貸し出し、両替や外貨両替など銀行のほんの一部の業務内容しか知りませんでした。しかし、銀行の仕事には投資信託や個人年金など私の知らない業務もたくさんあることがわかりました。
 今回の四国銀行のお話の中で一番すごいと思った仕事は銀行が販売先と仕入れ先のつなぎをしていることに関してすごいとおもいました。というのも、本来の仕事とはお金に関することだと思っていたら、いろいろな取引先の人脈をたどって、取引先同士のつながりも造りだし、取引先の売り上げをあげることもしているからです。たとえば、農業をしようとする企業にお金の貸し付けだけではなく、経営についてや取引先の紹介など、企業の利益についても考えていることを知りました。
このように、地域の農業の活性化にも力を注いでいる四国銀行は、とてもすごいとおもいました。
 そして、最後に話していただいた私たちに必要なこととして、分からないことには「なぜ?」と疑問を持ち、そしてその疑問をきちんと解決することが大切であることを学びました、そして疑問をきちんと解決していく訓練を身につける時、社会に出て無理難題と格闘しなくてはならないとしても、それを乗り越えることができる人間になれるのだと思いました。




【蓮井 雄太 2年生】

私は、今回四国銀行、大坂智美先生の話を聞いて、まず驚いたのは銀行が農家と販売店の間を繋ぎ、農業分野にも関係を持っていることです。自分の持つ銀行のイメージはお金や株をメインに取り扱い、後はお金を貸してその利息で産業が成り立っていると思いましたが実際にはお金を貸す以外の事で、企業を成り立たせていることには驚きました。
私が今回四国銀行、大坂智美先生の話を聞いて学んだことの一つが、何事も「まず現場の中身を見る」ということです。物事を考えるときに机の上で考えたことは、机上の空論でしかなく、現場を見て物事を考えることこそが大切だということを学びました。
また日々疑問を持つことも大切であるということも学びました。これは頭の良さとは無関係に、むしろ頭が良くない方が、常に行える事です。何か疑問に思ったことを調べ確かな知識や認識に変えていくことで、調べる能力が上がり、それによって得た知識も自分の力にしていくことができます。・・・意識して疑問を持つようにすること自体なかなか難しく、また疑問点を調べても確かな知識へと持ってことはさらに困難です。でもこれが、社会に出たときの力になります。今後は、意識的に積極的に生きていきたいです。
余談ですが、今回の話の中で農業の話が出ましたが、近年農業人口は年々減少傾向にあります。その原因の一つは、長年の経験がものをいう世界である事だと思います。素人が趣味で野菜を作ろうとすれば、あまり形にもこだわらずに自由に作ることが出来ますが、販売目的で農作物を作ろうとすると、趣味で作るのとは比較にならないほどの技術が必要です。また近年は消費者の意識も高まっており、特に農薬には過敏になっています。しかし、農薬が使わずに農作物を作ろうとすれば莫大な労力と時間、コストがかかります。しかも時間をかけて作った野菜も実際には売れるがどうかは分からない部分があります。原因の二つ目が、始めるのに膨大なコストがかかり、しかも初めて数年は無収入な上、広い土地も必要になります。この二つ目の原因が農業を始めたくてもやれない困難な理由だと考えます。この問題が解決しない限り日本の農業は中々発展しないと考えます。
銀行さんにも、たとえば農業をこれから始める人に対する特別な融資制度の設立等はできないでしょうか。銀行だからこそ出来る支援は数多くあると思います。これから農業が発展するには、銀行はますます重要になっていくと思います。(機械の購入代金の融資など)この不況の中、銀行は非常に厳しい状況にあり、農業というあまり先の見えない分野に対して融資するのは危険だと思いますが、農業に融資することは短期で見たら損失かもしれませんが、長期的に見たら利益になると思います。しかもそれは、銀行にとっての利益だけでなく、食料自給率が低い日本にとっての利益にもなると思います。難しいでしょうか。




【渡邉 健一 2年生】

今回、大坂先生の話を伺うことができ、それまで漠然としてしか知らなかった銀行業務の内容を少し理解できたように思います。銀行の種類や業務内容などのことを基礎的ことから話をしてくださるのでとても分かりやすかったです。
お話を伺うまでは、銀行業務といえば難しい事務仕事ばかりを想像していましたが、決してそうしたものばかりではないことが分かりました。業務斡旋など、作る人と卸す人とのビジネスマッチングを考えながら関係を取り持つ仕事では実際に経営者に会いに行き、現場を見て本当にお客様の力添えになれるよう尽力するという話が印象に残りました。
特に、運送会社の要望で会社の空き地で栽培したトマトを販売するために卸し先やその後の流通経路まで一緒に考えていったという話にはそれまで持っていた銀行業務に対するイメージが大きく変わりました。
大坂先生の「受け身ではなく、前向きに日々、疑問をもって生活し『何故か』を考え、色々なことに興味を持って生活するように心がけてください」という言葉は社会学部に通う学生として今の自分自身の生活を深く考えさせられました。大坂先生のおっしゃるように日々、色々なことに興味を持つことは学生生活を充実させるだけではなく、就職活動においても重要なことだと思います。企業研究はもちろんですが、就職した後でも会社の状況に興味を持っていない人とは、一緒に仕事をしようとは思わないでしょう。私自身も色々な事に興味を持ち勉強に励んでいる人はとても魅力的だと思います。日々、色々なことに興味を持ち、変化を続ける社会の状況をしっかり認識し就職活動を行っていきたいと思います。





【尾木 美日 3年】
 
 私は昨年も四国銀行さんの企業研究に参加させていただきました。四国銀行は私の地元である高知県の地方銀行ということもあり、最初から絶対に聞きたいと思っていました。講演後はラウンジで質問をさせていただき、分かりやすくまた気さくに話してもらえました。まだ就職活動のこともわからなかった私が「銀行について知りたい」と興味をもった瞬間でした。
 そして、今年も四国銀行さんが企業研究に来てくださるということで参加しました。
 講演での仕事内容について、特に興味を持ったのが高知県で盛んな農業を利用したビジネスマッチングやアグリビジネス・サポートです。お金の面だけでなく、販売先、仕入先の仲介、商談会、生産などにも協力しており、まさに高知県の地域社会に貢献していると感じました。
 今回も講演後ラウンジでお話しさせていただきました。今回もいろいろと質問させていただき、昨年より、いっそう四国銀行が身近に感じられました。・・・







# by sg-u | 2009-12-17 21:40 | 学内向け公開講座

応用社会学科主催 新春講演会のお知らせ

来る1月8日、家族社会学者の山田昌弘教授(中央大学)を講師にお迎えして学科主催新春講演会を開催いたします。詳細は下記の通りです。山田先生は「パラサイト・シングル」「希望格差社会」「婚活」といった時代を象徴する流行語の生みの親で、ニュース番組のコメンテーターとしても活躍されています。学生のみでなく、市民の方がたのご参加もお待ちしております。この機会にお誘い合わせのうえ、是非!!

日時:2010年1月8日(金) 13:30~15:00
場所:四国学院大学7号館(光風館)1階 711教室
講師:山田 昌弘氏(中央大学教授)

演題:「若者たちの就活と婚活-00(ゼロゼロ)年代の回顧と展望-」

*なお、お車でお越しの方は、東門の大学駐車場をご利用ください(300円)。

# by sg-u | 2009-12-16 12:23 | 講演会・シンポジウム

応用社会学科特講C「企業研究」第9回目

応用社会学特講C「企業研究」の第9回講義が
12月10日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:大正製薬株式会社 四国支店採用担当主任
   小神 弘義 氏


演題:製薬業界と会社概要





< ファイトイッパーツ! >

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

2006年の簡易生命表によると、男性の平均寿命は79.00年(前年比0.44年増)、女性の平均寿命は85.81年(同0.29年増)であり、男は、アイスランドの70.4年に次いで世界2位、女性は世界1位である(第2位はフランスで83.8年[2005年]である)。1955年の平均寿命が男性で63.60歳、女性で67.75歳であったことと比較するなら、わが国が長命国になったことは間違いない。
2006年の65歳の死因別死亡確率をみると、男性で悪性新生物[=がん並びに肉腫](29.37%)、心疾患(15.18%)、脳血管疾患(11.66%)、女性で心疾患(20.04%)、悪性新生物(18.68%)、脳血管疾患(14.22%)となっている。国内外の製薬会社はこれらの3大疾病を克服するための治療薬の開発に多額の研究投資をしている。新薬が開発され厚生労働省に認可されるまでには、9~17年かかる。薬は、付加価値の高い商品である。しかも、新薬開発成功確率は6000分の1ともいわれる。その意味で製薬業は知識集約型産業といってもよい。
一方で、国民の長命化には多額の医療費がかかる。2004年度の国民医療費は32兆1111億円(国民所得360兆円比8.89%)となっている。うち患者負担便が4兆9169億円(国民医療費の15.3%)である。(これらの数字は厚生労働省のホームページhttp://www.mhlw.go.jp/から得られる。)
医薬品には、医療用薬品と一般医薬品とがある。両者を合わせると6兆5000億円の市場である。もちろん大部分は医療用医薬品である。けれども、長命化を長寿化とするためには、年齢に応じながらも健康で過ごすことが求められる。いったん病気にかかり高額医療を受けることがないように、日ごろの健康管理が求められる。セルフメディケーションという考え方の普及によって、さまざまな医薬部外品や特定保健食品(サプリメント)の需要が近時伸びてきた。2006年の薬事法の改正によって、従来は処方箋がなければ買えなかった薬がコンビニでも購入できることになった。もちろん、いかなる薬にも何らかの副作用がある。その副作用のリスクを十分承知した上で自らの健康を守っていく世の中になった。
1962年に、ドリンク剤第一号として発売された「リポビタンD」は今も健在である。




【浜田 弘一 3年生】

 今回、私は講義が始まって「これが大正製薬のすごさか」と衝撃を受けました。なぜかというと、小神先生は教室の全ての学生に名刺を配り始めたからです。全員に名刺を配られたのは、小神先生が初めてでした。名刺を配られた意図については分かりませんが、一人一人の出会を大切にされているのだと思いました。・・・それ相応のビジネスマナーを必要とされる厳しい社会に入っていこうとしているのだとも思いました。
 講義での内容に関しても、日常生活では聞けない情報を聞くことが出来ました。例えば医薬品開発に9年~17年間かかるという開発期間や、新薬が完成する確率は1/6000など、限りなくリスクが伴う難しい世界だということを知ることが出来ました。しかも、講義の話の中で市場はもはや日本ではなく世界を見ているように話されていました。それを裏付けるデータが大正製薬さんのホームページにありました。販売所の数だけでも、日本より世界の方が多いのが実態です。しかも、大正製薬株式会社は最近になって世界に注目し始めたのではなく、1960年代から中国などを中心に販売を始めていました。しかも、その商品はあの有名な「リポビタンD」だったのです。ここにも、今の「リポビタンD」の人気の秘訣がありそうです。
 今回私は大正製薬株式会社の会社規模や仕事内容など聞いていると自分もあの鷹のマークを背負って営業活動をしたいと考えるようになりました。それで12月18日(金)にある大正製薬主催の就職セミナーにも参加し、さらに深く大正製薬株式会社を知りたくなりました。







【松永 英樹 1年】

講義を開始する前に、名刺を一人一人に配ってくださいました。私は持っていませんでしたが、名刺を交換することも、社員の一つの仕事だと思いました。
薬の種類についても、お話してくださいました。クラリス抗生物質で、細菌による感染症の治療薬であること、なかでも凄いと思ったのが、ゾシンでした。世界で一番売れているという注射用抗生物質です。ここにも、大正製薬さんが海外で成功している証が現れていると思いました。
就職活動の準備についても語ってくださいました。まず自己分析をすること。短所、長所を知ること。それによって、本当の自分を知ることができるということです。自分がどのような人物であるかを、家族や、長い付き合いのある友達にも見てもらって話し合うことも、大切なことであると思いました。悔いのない学生生活を過ごしたいと思います。ファイト一発。






【岡田 逸 3年】

今回、小神先生の講義を聞いて、就活を行っていく上で必要なことは、4点あるということがわかりました。①問題意識を常に持ち、自ら考え積極的に行動すること、②一芸に秀でること、③コミュニケーション能力、④正直・勤勉・熱心であること。①に関して、大学の勉強だけでなく、社会問題がどこにあるのか自分から考えることは決して無駄なことではないと思います。就活のためだけでなく、人として自立していく意味でも大変重要なことではないかと思います。②に関しては、中々難しいのではないかと私は思います。でも、自分自身を磨いていくということから考えると大きな意味を持つと思います。③に関しては、これまで講義していただいた先生方の教えに共通していたことなので、この能力なくして全ての道を突破することはできないと改めて思いました。④に関しては、人が持つ最も大切な部分ではないかと思います。正直・勤勉・熱心の3点は貫き通すことで、人として信頼され、会社において信頼を獲得する道にもつながるのではないかと思います。人の良い部分であるからこそ、常に心がけていく必要があると思いました。これら4点はどれも大切で、今すぐにでも実践しておく必要があるとは思います。・・・






【蓮井 雄太 2年生】

私は今回、大正製薬の小神弘儀先生のお話を聞いて、それまで自分が持っている製薬会社のイメージが変わりました。これまでは製薬会社というと、理系の人たちが中心となって作業をしているイメージが強く近づきにくいイメージを持っていましたが、講義を聞くと、大正製薬では理系の人と文系の人の割合がほぼ同じと知り、製薬会社の職業が身近に感じる事ができました。
また大正製薬が求める人材の中で「一芸に長けている人」ということをきき、これは自分の就職活動においても重要になってくると感じました。現在のように就職戦線が激しくなってきている中で、たとえ学力や知力に不安が残っていても、この一芸に秀でた何かをもつことも大いに大切なのだと感じました。・・・





【向後 明博 4年生】

企業研究レポート ~大正製薬の場合~
私はこれまで、就職活動で薬品を病院に納入する薬品卸の会社の方の話は聞いたことがありましたが、薬を開発する側の話を聞いたことがなかったので、とても興味深い話を伺えました。
大正製薬の方のポイントを私なりに絞ると、以下の4点になると思います。
①研究開発(知識集約型産業)→製造→販売(信頼・信用性が重要)
②研究開発費が全経費の12パーセント
③新薬開発の成功率0.02パーセント
④セルフメディケーションとOTC医薬品

①に関しては、知識集約型産業の場合、研究開発が、そして販売では信頼信用性が重要というのは、どのメーカーにとっても同じだと思います。しかし、薬となれば、車や電化製品とは異なり、人体に直接関わるので、新薬が開発されても我々に届き目に触れるまでは、治験や認可にとてつもない時間と労力がかかっているのだと改めて感じました。
②③に関しては、①に書いたように、新薬開発には多大なコストや労力が必要なため、研究開発費の金額は、他の産業に比べるとかなり多いのかもしれません。他の他産業の研究開発費のデータが入手出来なかったため想像です。
④のセルフメディケーションでは、特定保健用食品(通称:特保)と、規制緩和により販売登録者など薬剤師・医師免許を持たない人でも販売が出来るようになったOTC医薬品の二つの販路拡大と研究開発が重要になっている。
今回の講義を聞いて、セルフメディケーションの時代の到来により、大正製薬さんも、特保・OTC医薬品など様々な分野での事業を拡大を目指していることがよく分かりました。
それと共に、医療制度の改革によりジュネリック医薬品が登場し、医療費の削減には良いが、薬価が下がることにより製薬会社が将来的な不安を感じているなど、患者側の私たちにはメリットばかりに映る政策が、製薬企業にどのような影響を及ぼしているかが見えました。









# by sg-u | 2009-12-10 21:51 | 学内向け公開講座

応用社会学科特講C「企業研究」第8回目

応用社会学特講C「企業研究」の第8回講義が
12月3日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:株式会社毎日コミュニケーションズ
  四国支社キャリアサポート課

   坂田 隆 氏



演題:

人材業界とマイコミのビジネスについて






<諸君の健闘を祈る! >

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

30数年前、毎日コミュニケーション社の発行する『留学年鑑』にとてもお世話になった。その本に書いてある情報を基に東京や大阪で必要な情報を集めた。当時、インターネットという便利な道具はまだなく連絡方法は手紙だった。アメリカの大学との連絡も手紙なので必要な情報を得るには何週間もかかった。E-メイルという安価で便利な手段はなかった。必要な情報を得るにはお金と時間というコストがかかる。

情報にコストがかかるという現実を経済理論に取り入れることによって、経済学は様々な現実を説明していく。失業問題も金融問題も情報コストを無視しては説明できないし解決もできない。1982年のノーベル経済学賞受賞者であるJ.スティグラーの受賞理由は、「情報コストを経済学にとりいれた先駆的業績」であった。市場システムは必要な情報を効率的に伝達するシステムであることを主張し続けてきたのは、1975年ノーベル経済学賞を受賞したF.ハイエクであった。

情報獲得にかかるコストを払うのは誰か。私たちが就職活動をするということは私たちが労働市場に入るということである。労働の供給者として参加するということである。労働の需要者は企業である。双方とも、情報を必要としている。労働市場で交換されるのは労働力商品である。その価格が賃金である。

企業はそれぞれの企業情報や求人情報や必要とする労働力の資質を各社のホームページで、労働力商品の保持者である学生に知らせる。学生は、その企業に就職する意思と関心とあるという情報を「エントリー・シート」に書き込むことによって企業に知らせる。そして企業が直接、学生に会って、さらに必要な情報を集める。「面接」である。

そのためにかかる費用は、たとえば、企業は、マイナビに登録する費用としてお金を支払う。各種説明会で社員を派遣するという形で負担する。企業はお金も時間も負担している。学生はインターネットを通じてただ同然に情報を得ることができる。企業情報や求人情報は学生にとって貴重である。その情報を得るのに学生はどのような負担をするのか。

マイナビを運営するマイコミ社は、労働の需要者と供給者のお見合いを「手助け」する「仲人」である。もちろん「お見合い」がうまくいくかどうかは、本人次第である。諸君の健闘を祈る。







【浜田 弘一 3年生】

 今回の講義は今までの講義とは大きく違っていました。その理由は試験当日を思わせるディスカッションをしたからです。今までの講義は企業の先生方のお話を聞きどちらかというと、「学ぶ」講義でした。しかし、今回の講義では企画提案ということでペアをつくり共に協力し合い、考えをまとめていく、いわば簡単な検討会議のディスカッションです。今回の講義は「学ぶ」というより「感じる」というものだと思いました。
 そのディスカッションをして感じたことは、答えが無い問題をいかに答えるのかが難しいかということでした。なぜかというと、就職試験で今回のようにディスカッションを行うとします。その場である程度(一人以上)、グループを作ってしまったとします。その瞬間自分の考えている答えとは全く異なった他者の答えというものが存在し加わってくるのです。確かに、当たり前のことです。しかし、その環境で一つの答えにまとめていくことがいかに難しいかを感じました。私は、日頃から学生委員会を通じてメンバーと議論をしていて自信はあったのですが、今回の講義は全く知らない初対面の学生が相手です。
 日頃の会議では、相手(メンバー)はどのような性格か、又、何を考えているのかというのが薄々分かりますが、採用試験では先ほども書いたのですが、全くの初対面で相手が何を考えているのか全く分かりません。しかも、そこから一つの答えにしていくとなると相手の意見を理解し又、尊重しないといけない場面もでてきます。今回のディスカッションではあくまで講義の中でしたが、もし、試験当日で時間以内に答えがまとめることが出来なければ、その時点で終わりです。
 今回の講義では本当に貴重な体験をすることができました。このディスカッションで感じた経験、今の自分の実力を忘れずにこれからの就職活動に活かしていきたいと思います。





【福井 遼 3年生】

今回、毎日コミュニケーションズのマイナビさんにお越し頂き、講師の坂田先生には仕事とは何かについて深く教わり、また今の自分自身を改めることが出来ました。
マイナビの坂田先生のお仕事は、主に学生に向け、就職情報を提供するのが仕事で、つまりそれは人と人とを繋げる重要なパイプの役割を表します。企業との繋がりなしに、私たちは就活できません。マイナビさんは誇りをもって仕事に取り組み、そのスケールの大きさに感動しました。
講義のなかで、私たち学生に企画書作りをさせて頂きましたが、作った企画が正しいのか、間違っているのかも自分達では分からず、とても悪戦苦闘しました。それが仕事で、企画書が通った時(壁を乗り越えた時)に仕事に生きがいを感じたら自分が社会に出たと実感すると答えてもらい、今まで仕事に関して何も見えなかったvisionが与えられ、光が見えてきました。
 私は、就職先は地元を離れたくないと今まで思っていましたが、今回の講義を聴き、自分の殻を破ることが出来ました。自分の限界を自分で決めていたら、これから先の未来、後悔することになると感じました。





【植野 智成 3年】

私は、毎日コミュニケーションズさんのお話しを聞き勉強になりました。毎日コミュニケーションズさんと同じく学生の就職をサポートする会社はたくさんありますが、毎日コミュニケーションズさんは、他社とかぶることのないように心がけているそうです。当たり前の事だと思われますが、人とかぶらないようにすることは難しいことだと思います。
授業では、自分たちで企画書を考えましたが、難しかったです。書くことはできても、それをしっかり説明できなければ完成ではありません。自分でプレゼンし聞いている人に伝える事ができて初めて完成だと思いました。物を売るにしても物の良さを相手に伝えなければ売ることができないと思います。この授業を受けて、考える力をつけたいと思いました。





【岡田 逸 3年】

 今回、坂田先生の講義を聞き、仕事のおもしろみ、仕事のつらさや難しさを理解しながら就活を行っていかなければならないことを改めて学びました。
どのような仕事に就くのか、また就けるのかは、自分が思っている以上に難しいことだと思います。人はそれぞれのしたいことから、たとえば、この仕事に就けばどのようなところで喜びを感じとることができるのか、といったことから、仕事を選択していくのではないかと私は思います。しかし、自分が求めているだけの企業では、決して人は成長していかないと思います。仕事のつらさや難しさがあるからこそ、人も成長し企業も成長していくのではないかと思います。
私は、企業研究を行っていく中で、いつも大事だと思っているのがコミュニケーション力です。企業にしても人にしても話していかなければ何も始まらないと私は思います。人に自分の思いを伝えることは、簡単なことではないはずです。友人や家族であれば、私たちは思いを伝えるということは容易なことだと思いがちです。しかし、これから初対面の人や企業の関係者に、自分の思いを伝えていくのだとすれば、ますます、何を感じとってもらいたいのか、企業はどのようなことを求めているのかを考えながら伝達していかねばならないのだと私は思います。
講義を重ねていくごとに、自分自身も成長していかなければならないと考えます。この成長は次のステップに必ずつながることを信じて、これからも就活に挑戦して行きたく願っています。





【西尾 寛生 1年】 

私は今まで学生の方から毎日コミュニケーションズさんに自分を売り込んで行っているのだと思っていました。しかし毎日コミュニケーションズさんは自ら営業や講演までを行っておられることを今回の講義で初めて知りました。やはり周りから必要とされている企業でさえも、自社をPRしなければ周りから認められるのは中々厳しいな、ということをとても実感しました。
授業中、テーマを出していただき、私はソフトボール部への勧誘というテーマで企画書を提出しましたが、時間どおりにすべてのことを書ききれず、しか舌足らずの点が多かったのでとても悔しく思います。・・・





【松永 英樹 1年】

坂田隆先生は、企業であるがゆえに、仕事のつらさ、難しさが当然あると話されました。そして実際に、企画提案の課題をいただき、広告営業の仕事を体験させていただきました。それには、思っても見なかったほど考えるのに時間がかかってしまいました。時間内に仕上げなければならないので、プレッシャーが重くのしかかってきました。二人組になっていたこともあり、周りの人と相談するときに、コミュニケーションが一番大事だということを実感しました。こうした体験を通して、これから本当の職場で仕事をするとしたら、相当考える力を身につけ、コミュニケーション力も必要だと思いました。そして私が成長しなければ、必要とされる社員にはなれないだろうと思いました。・・・





【蓮井 雄太 2年生】

今回、毎日コミュニケーションズの坂田隆先生の話を聞き、現在の就職状況の現状を知り、安心と不安を同時に味わいました。安心した部分は、現在でも求人数はそれほど下がっておらず会社をあまりえり好みしなければ、就職先はあるということです。この話を聞くと、今まで絶望的に感じていた職探しも多少は冷静に探せそうです。では、不安の部分は何かというと、今の企業が学生に求めるレベルが高くなっていることです。坂田先生曰く「企業は人を求めているのに学生がなかなか就職できないのは企業の求めるレベルに学生が達していないからだ」と。自分はこの話を聞いて、改めて就職の厳しさを感じました。そして、自分が今まで思っていた就職に対する考えがいかに甘いかも感じました。この話を聞くまでは、就職シーズンに入るまでは希望する職種決めなどをして、時期が来たら、就職に向けて行動を起こすのが就活だと思っていました。実際には今からが就職にむけて活動を起こす時期であり、今はその準備を整える絶好の期間なのだということが分りました。そしてシーズンを迎えた頃には準備はほぼ終わっている状態にしなければならないことも分かりました。私も来年には、マイナビに登録し、就職活動に取り組んでいきますがそのときまでには就職に向けての準備を行なえるほどの人間になりたいと思います。





# by sg-u | 2009-12-03 22:38 | 学内向け公開講座

応用社会学科特講C「企業研究」第7回目

応用社会学特講C「企業研究」第7回目

応用社会学特講C「企業研究」の第7回講義が
11月19日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:ALSOK綜合警備保障株式会社 西日本採用センター長
    松江 暢久 氏






<安全はタダではない!>

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

日本人は「安全と自由と水はタダ」と考えていると指摘したのは、イザヤ・ベンダサンであった。水がなければ私たちは生きることができない。身の安全がなければ、生命の安全がなければこの世のあらゆることは無意味である。水や安全の確保が何よりも大切である。それがタダとは!ダイヤモンドやグッチのハンドバッグは高価だ。私たちの命にとって大切な水や安全よりも高い値段が付いている。経済学で長く議論された問題に「水とダイヤモンドのパラドックス」というのがある。水は人間の命にとって不可欠であるが、通常タダ同然である。ダイヤモンドは通常とても高価である。しかし砂漠ではダイヤモンドは無価値であり、誰も水とダイヤモンドとを交換する人はいない。無価値な水が無限の価値をもち、大きな価値をもつと思われたものが無価値になる。これをどのように説明したらいいのか、経済学はこの問題を「価値論」として真剣に取り上げてきた。何と愚かな、と思われるかもしれないが、事実である。これは「使用価値」と「交換価値」の問題である。「使用価値」を決めるのは財・サービスの購入者であり、使用者である。市場(しじょう:マーケット)は「交換価値」を決定する。「使用価値」がなければ「交換価値」を生み出さない。「使用価値」があっても「交換価値」を生み出す保証はない。つまり市場で売買されない。市場で売買され「交換価値」を生み出すには(平たく言えば値段がつくのは)交換に付されるものが「稀少」になったときである。「稀少」とは「少ない」ということである。「稀少性」が高まるものは「(交換)価値」を生む。市場で値段がつくものは「稀少性」のある、有用なものである。稀少性が高まれば市場での価格が上がる。市場価格が上昇するということは、市場で売買されるものが「稀少になった」、少なくなった、だから貴重になった、ということを示している。60年代には、1バーレル(約189㍑)が1ドルであったが、最近では100ドルを超えた。原油が少なくなってきたこと(枯渇)を、市場は警告しているのである。市場を破壊しても問題は解決しない、問題を穏遮するだけだ。
1965年創立の「ALSOK (All Security OK)」の成長は、「安全はタダではない」ということを如実に示している。

            



【浜田 弘一 3年生】

今回の綜合警備保障 松江暢久先生の講演を聴き「社会人基礎力」について考えることができました。しかも、ただ頭で考えるのではなく、自分自身の行動・言動などを振り返って「果たして自分は社会人基礎力を身につけているのか」と疑問を持つことができました。もし、疑問を持たずこれから始まる就職活動や、さらにそこから社会人になってしまうと私は後悔をしていたかもしれません。それぐらい、私にとって松江先生の講演は心に響きました。
 特に印象に残ったのは3つの「社会人基礎力」です。・・・①前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力(アクション) ②考え抜く力(シンキング) ③チームで働く力(チームワーク)と話されていました。私は特に①のアクションは一番大切なことだと思います。なぜかと言うと、その後の②シンキングや③のチームワークも源にあるのは行動です。つまりアクションが必ず関わっていますし、それがなければシンキングやチームワークさえも生まれないと思うからです。
しかし、先ほど述べたように自分自身に疑念を抱いたのは、一番大切と思う①のアクションです。正直私は失敗が嫌いです。今までの行動を振り返っても失敗を恐れ、行動することを避けて通ってきました。今思うと、逃げたり避けたりしなければ持てたはずの「自信」をもち損ねていたかもしれません。・・・
 今、私は自分自身の変えなければならない現状に気づけました。これからはまず何事に対しても失敗を恐れず行動していきたいと思います。また失敗したとしてもその失敗から目を逸らさず、次に活かせるようにしていけるように心がけたいと思いました。





【大下 裕司 1年生】

 私は、松江先生の話を聞いて、職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な3つの基礎的な能力について教わりました。・・・
 さらに「仕事を選ぶときの考え方」では、以下の点を学びました。
①良い条件より自分にあたって仕事を選ぶ。②大企業は安定しており、待遇も良いが良いことばかりではない。③楽しんで仕事をする。④知識労働者になる。⑤「独り立ち」するという目的をもって仕事しよう。⑥自分の仕事が社会とどうつながり、どう貢献しているか考えよう。⑦一生できる仕事をする。人事を担当され、長い経験に裏付けられた言葉は、説得力がありました





【一村 政輝 3年生】

今回は、ALSOK綜合警備保障株式会社、松江暢久先生にお越し頂きました。そして大きく分けて就職、いわゆる社会が求める人間像と企業についてお話ししていただきました。どこの企業でも基本は一緒ですが、その会社にあった人材の為少しずつ変わっていると思います。
 今回、ALSOKさんで学んだことは、社会人基礎能力です。それは、3つの能力と12の要素で構成されています。3つとは「前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力」でした。12の要素は記録に残せず残念です。・・・
しかし、「企業が求める理想の人材」については、しっかり覚えています。「①グローバル、②多様化、③ストレス耐性、④ビジネス感覚、⑤自分と向き合う」の5つが大事です。
 ALSOKさんは、綜合警備に特化し、海外にも進出しています。今後のさらなる発展が期待される企業だと思いました。





【蓮井 雄太 2年生】

私は、今回ALSOKの松江暢久先生の話を聞き、日々刻々と変化する社会の中において、いかにして就職活動を進めていけばよいかを学びました。特に、現在の企業が求めている人材の期待される人間像について大まかに話を聞けたのは幸いでした。様々な要素がある中で、現在の自分に欠けているもの、それは「ストレス耐性」だということが分かりました。というのも、今の自分には何かストレスを発散できるものがなく、ただ溜め込んでしまうだけの状態に陥りやすいからです。何か発散できるものがあるということは、集中できる何かがあるという事です。そういった意味でストレス耐性が無い現在の自分の状態は改善しなければと思いました。
また、アルソックさんの今後の展開をうかがうと、企業をうまく発展させるためには根幹(コア)をなす商売をおろそかにせず、またそれまでに活かしたノウハウを生かせるような戦略を立てることが大切だということを、今回の話で気づきました。おそらく、今回の松江先生の話は、どこの会社に就職するとしても絶対に必要になる話でした。





【藤岡  誠 3年生】

・・・アルソックさんの社会貢献活動では「アルソックあんしん教室」を行っているようです。ここ最近、小学生や児童を対象とする犯罪が増えているため、それを防止する目的で、無償で行っているのがこの教室です。内容は小学校においてアルソックの社員が講師となって防犯をテーマとした授業を行います。アルソックは他にもいろんな活動をしていることを知り感心し、良い会社だと思いました。
 またアルソックのホームセキュリティをかけると、それなりにお金がかかるだろうと思っていました。しかし実際は、月に3000円と聞いて、とても安いと感じました。ホームセキュリティは「防犯、非常、火災」はもとより、敷地内への不法侵入などを防止するとても安心できるシステムです。
松江先生のお話を聞いて、アルソックがどのような企業で、どのような人材を求めているかも理解でき勉強になりました。





【松永 英樹 1年生】

・・・松江先生は、ALSOKさんの経営理念についても教えてくださいました。感謝の気持ちを忘れない。「ありがとうの心」強く、正しく、温かい「武士の精神」とてもいい言葉だと思います。自分もこのような気持ちを忘れずに社会で貢献できるように頑張りたいと思います。





【向後 明博 4年生】

講義を受ける以前からALSOK=警備というイメージが当然ありました。オリンピック級の格闘技選手(主に柔道)の選手を多く抱え、警備会社として肉体的な強さを分かり易くアピールする点などは広告戦略がとても上手いと思います。
そもそも、私は警備会社が成長することをあまりよく思っていませんでした。なぜなら、 治安が悪い→国民が不安→警備会社に依頼→警備会社の成長する という図式が成り立つと思ったからです。しかし、実際に講義を聴いているとそうではないということが分かりました。
事件を基点に捉えるならば、事件の起こる前後では、
事件が起こる前なら、警備、巡回→警備会社
事件が起きた後では、捜査、逮捕→警察
といった具合に分かれます。もちろん、国民の生活を守るのが警察の仕事ですが、全ての事件前に警備・巡回が出来るわけではありません。そこで痒いところに手が届く警備会社が成長を続けているのだと考えました。








# by sg-u | 2009-11-19 21:27 | 学内向け公開講座

応用社会学科特講C「企業研究」第6回目

応用社会学科特講D「企業研究」の第6回講義が
11月12日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。

講師:株式会社香川銀行 人事研修部副長
    佐藤 修吾 氏






<信なくば、立たず>

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

香川銀行は、83の本・支店、出張所のうち57を香川県内に配置する、いわゆる第2地銀グループとよばれる金融機関である。銀行、証券会社等の金融機関は、普通の事業法人とは異なった企業である。もちろん、企業であるから、消費者が求めるだろうと思われる商品を生産し販売して収入を得る、その収入の中から費用を差し引いて得られた利益を大きくする、という活動は、他の事業法人と同じである。異なるのはその生産・販売する「商品」である。

銀行は何を生産し販売しているのだろうか。日常、銀行と接するのは、預金したり、遠隔地に支払いをしたりする場合である。取り扱う「商品」は「お金」である。「お金」は私たちにとっては、自分の「労働」によって獲得された、自分の労働が形を変えた「お宝」である。銀行からすれば、「人様の大事なお金を預かっている」のである。家を建てるために必要なお金を銀行から借りることもある。住宅ローンを組むのである。事業会社は運転資金や設備資金を借りるのである。銀行は貸したお金に利子を付けて返済してもらう。ここに銀行の収益の源泉がある。銀行は「人様の大事なお金を貸している」のである。しかも銀行がこのような働きを円滑に安全に果たすことによって、経済活動は円滑に進展していく。このお金の流れが滞ると企業倒産、失業の増加、所得の減少が生じる。銀行を含めた金融機関は「経済の血液」である「お金」の円滑な流通に寄与する企業である。金融機関は「お金」の「仲人」の役割を果たしている(これを「金融仲介」という)。「もし銀行がなかったら」と考えてみると、銀行の果たしている役割がわかる。

その銀行にとって不可欠なもの[資産]は何か。「信用(信頼)」である。預金をしてくださり、お金を借りてくれるお客様に信頼されることがなければ、銀行は立ち行かない。佐藤修吾氏は、銀行はお客さまの「夢の実現」をお手伝いするのです、明るくて元気で話し好きで、少々の失敗にもくじけず、仕事の先輩からのお叱りを「私を成長させるためのアドバイスだ」と素直に受け止めることのできる人を求めている、どの企業も、結局は、人間を見ている、と言う。「信なくば、立たず」。企業も個人も国も同じだ。




【岡田 逸 3年】
 今回、佐藤先生の講義を聞いて、私は銀行に対するイメージが大きく変わりました。銀行のイメージと言えば・・・「まじめ」「硬い」「安定している」などが挙げられますが、そんな人の集まりが銀行ではないと言われました。佐藤先生は、「明るくて元気」「笑顔」「人と話すのが好き」「話好き」「精神的に強い」という人が香川銀行さんで求めている人なのだと言われました。「明るくて元気」「笑顔」「人と話すのが好き」「話好き」の点は人事面接の際、よく指摘されるポイントではないかと思います。佐藤先生は、面接などのマニュアル本を読んで、面接の時だけの自分ではなく、ありのままの自分を面接の時に出し切っていただきたいと言われました。
 私は、話すことが好きなので、香川銀行さんの求める人材に合致していれば嬉しく思います。でも、話好きはどの企業にも必要なことではないかと思います。お客様に対して商品の説明をするにしても、人と話すことが嫌いであればお客様に対して非常に失礼な態度になってしまうのではないかと思います。人と話すことが嫌いだと香川銀行さんに限らず、どの企業にしても勤まらず、就職活動は難しいのではないかと思います。
 話好きという点はどの企業においても大切なことだと思います。その点を活かしながらこれからも就職活動に励んでいきたいと思います。




【蓮井雄太 2年】
今回、香川銀行の佐藤修吾先生の話を聞いて、香川銀行が大学生に求めているものは、特殊な技能や経済などの知識よりも、バイタリティーのある明るい人であり、それは今の社会において多くの企業が求めているものでもあるということを理解しました。・・・




【真鍋駿介 1年】
今回は、香川銀行の佐藤先生のお話を聞かせてもらいました。・・・特にその中でも印象に残っている事を、いくつか書いていきたいと思います。
リクナビからエントリーをし、香川銀行の競合率も高いことから、香川銀行に就職するのは簡単な道ではないことも分かりました。しかし、我が四国学院の卒業生も香川銀行の行員にいることを知り、今まで以上に興味と希望がわいてきました。
香川銀行に限らないことでしょうが、2、3年に1度のペースで転勤があると聞きました。正直、新しいところに転勤するのは苦手だなぁ、と感じました。しかし佐藤先生が大阪に転勤して働いた時のエピソードを聞くと、新しい土地に行くのも楽しそうだな、おもしろそうだなと興味がわきました。そのエピソードとは、いろいろな人と話ができたという事、また営業先のスポーツ店の方と仲良くなりプロ野球選手と食事ができたという事です。
また佐藤先生は話好きの人が求められていると言われました。それは決して仕事だけじゃなく、普段の話、雑談が大事だとおっしゃっていました。僕もぜひ雑談のレベルをあげていきたいと思いました。
それから興味深かったのは、「いじられキャラになってくれ」と言われたことです。先輩からいじられるということは、みんなに愛される。みんなに愛されるという事はお客様からも信頼してもらえる、という事だと教えていただきました。なるほど!と思い、めちゃくちゃ納得できました。






【武本広樹1年】
香川銀行、人事部の佐藤先生のお話は、就職に希望が持てる素晴らしい話でした。佐藤先生のお話を聞くと、それまで私が抱いていた銀行のイメージを、いい意味で壊すものでした。銀行というお客様のお金、資本、財産というものを預るには、相応の責任と義務があり、仕事の全ておいて厳格で厳密そして難しいことだというイメージがありました。でも佐藤先生は、常に話を聞いている私たちを勇気づけるように「僕でもできたから」と仰ってくれていたことに、私はとても感動しました。「お客様の夢のお手伝いができた時、仕事のやりがいを感じる」と言われた時の佐藤先生は真剣で、聞いていてとても気持ちの良いものでした。




【豊田 伸吾 1年生】
・・・今度、徳島銀行さんと経営統合するなかで、これまでの香川銀行さんの株主を、全部新しく立ち上げる会社に移すということを聞きました。始めは、そんなことをして香川銀行さんの資金の調達は大丈夫なのだろうかと思いましたが、話をうかがう中で、むしろ香川銀行さんの企業としての力強さを感じました。
 また佐藤先生のお話を聴き、香川銀行さんは、社員への待遇が良く、とくに女性社員に対しての待遇の良さは、ほかの会社では類をみないものだということに驚きました。企業としての利益ばかりを追求するのではなく、社員一人一人のこともきちんと考えておられ、とても働きやすそうな仕事環境だなと私は思い、将来こういう会社で働きたいなという印象を受けました。
 その他の印象として、佐藤先生は、難しげな専門用語や仕組みに関しては黒板を使って分かりやすい言葉で説明してくださったので、抵抗なく先生のお話を聞くことができました。
 私はもともと金融関係の仕事にも興味がありましたが、佐藤先生のお話で、将来そういう仕事に就きたいなと思いました。




【向後 明博 4年生】
 昨今の世界的な不況に伴い、消費が落ち込み、金融業はかなりの打撃を受けていると思います。仕事が減り、給料が減れば当然、預金が減ります。・・・ローンを組む人が減り、住宅ローンの審査も厳しくなります。つまり、預金を運用し、利益を出す銀行にとってはあまり良い話ではありません。そんな中、メガバンクではない地方銀行が生き残っていくためにはどうしたらいいのか。とても興味のあるお話でした。
講演の中で一番興味を持ったのは、徳島銀行との提携でした。お互い、地方銀行同士でありながら、提携にどのような意味があるのか大変疑問でしたが、「販路の拡大による銀行の活性化」という話を聞いて衝撃を受けました。これによる効果は・・・
(1)徳島銀行と支店の営業範囲が重なっているのは二店のみ。これによって新たに支店を建設することなく営業拠点を大幅に増やせる(銀行は今流行の居抜き物件を利用することは少ない)。
(2)徳島銀行との業務提携により、瀬戸内海東側に巨大な営業範囲を作れる。
(3)徳島銀行と香川銀行の、互いの得意先に互いの得意先を紹介し、新たな取引関係を作れる可能性が生まれる。→新たな取引に伴い、設備投資等の資金を提供することにより、新たな利益の可能性が生まれる。銀行側も得意先の企業が潤うことは、不良債権発生の防止にも繋がる。
主に上記の三点が提携の利点だと私は考えます。・・・これから不況が続けば、企業は合併・吸収・提携をくり返し、淘汰されていくのだと思います。










# by sg-u | 2009-11-12 19:53 | 学内向け公開講座

応用社会学科特講C「企業研究」第5回目

応用社会学科特講D「企業研究」の第5回講義が
10月29日(木)13:30より本学422教室で行われました。
講義終了後、懇談の機会も与えられました。


講師:はるやま商事株式会社 管理本部執行役員
   
佐藤  晃司氏


演題:「紳士服はるやま 

就活ファッションセミナー」







<面接は第一印象で決まる?!>

(応用社会学科教授・土井省悟[経済学])

学生にとって、最も身近になるもの、それは「就活スーツ」。「はるやま商事株式会社」の佐藤晃司氏が話してくださるのは今年で4年目である。「面接は第一印象で決まる!」。しかも、面接の第一印象はほとんど変わらない、面接者の「直感」が就職の第一関門なのだ、と佐藤氏は強調される。

考えてみると、第一印象が大事なのは、就職だけではない。生涯の伴侶と出会うのも第一印象で決まるのではないか。「一目ぼれ」というではないか。「第一印象、畏るべし」である。人は、他の人に見られているのです。私たちは見られる存在でもある。自分の眼で自分をみた人はいない。友人と話している時、自分がどのような表情をしているかなんてわからない。ましてや、話している相手の心は見えない。何を考えているのかわからない。けれども、好意をもっているかどうかは案外わかる。その人の態度や声にあらわれてくるものである。「ボディ・ランゲージ」である。態度を見れば、相手の思いを推察はできる。

服装なんてどうでもいい、人はその中身で決まるのだ、という人もいるかもしれない。けれども、その人の人格の深みを知るには長い年月が必要になることを忘れてはならない。長い付き合いの中で互いに「信頼という絆」を結ぶのである。私たちがある会社に就職するということは、会社内での信頼関係を培う長い期間の始まりである。企業への就職は始まりであって終わりではない。当該会社の中での仕事を通じて人間的に成長していくことによって、信頼を獲得していくのである。信用を深めていくのである。「新卒」というのは、最高のブランドだ、と佐藤氏は強調する。今は光り輝くダイヤモンドではないが、これから仕事の上で鍛えていくことによって、将来光り輝く宝石になるだろう、と思える若者を、会社は探しているのだ。「生涯の伴侶」を探すように。

私の学生時代は、詰襟の学生服が制服であったから、スーツを着こなしたり、ネクタイを締めたりする方法など教わったことはないし、その必要もなかった。詰襟の学生服が「就活スーツ」であった。しかし今は、違う。男子学生諸君、ネクタイを締めてみて友人やご家族の方に見てもらってはどうか。ディンプルができますか。気分が引き締まりますよ。





【岡田 逸3年】
 今回、佐藤先生の講義を聞いて、自分自身の身のこなし方1つで印象が大きく違ってくるということを学びました。私達が就職活動を行う上での注意点として8つのポイントを教えていただきました。①身だしなみ、②姿勢、③視線(面接官の目を見て話す)、④声の大きさ、⑤声の大きさ、⑥返事、⑦元気の良さ(声の大きさ+返事の仕方+顔の表情)⑧顔の表情(黙っている時もかすかな笑み)と私達が実際、実践していかなければならないことばかりでした。①~⑧において好印象を与える人は、少なくとも面接でマイナス評価を受けることが少ないと佐藤先生は話されたので、普段の生活から実践し、面接の時だけの人間にならないように訓練していきたいと思います。
 8つのポイントの他に、スーツは何着いるか?どのようなカバンを使用したら良いか?など私達が気にもしていなかったような点まで丁寧に説明していただきました。私は、10月から就職活動を行っていますが、佐藤先生が話されたことはまだ1か月~2か月先の事だと思っていました。でも、今から実践しなくて、本当に本番の時に大丈夫かと考えたらダメだと思いました。
仲のいい友達以外の人に自分がどのように見えるのか?人はまず見た目からチェックするのではないかと思います。その見た目で躓いてしまっては就職活動を乗り切ることは難しいと思います。私は、佐藤先生から学んだことを今の自分以上にできるよう実践していきます。




【蓮井 雄太2年】
自分は今回はるやま商事の佐藤晃司先生の話を聞いて、社会人になるための心構えを学びました。特に勉強になったのは面接での第一印象の重要さについてです。自分はこれまで面接において、第一印象よりも面接で話す内容のほうが重要だと考えていました。しかし、実際には第一印象のほうが重要であり、そのときにもっとも大切なポイントを8つ教えていただきました。自分を改めて見直してみると8つのポイントが全く出来ておらず恥ずかしい限りでした。特に自分ができていないと感じたのは「姿勢」です。自分の普段の姿勢を見直してみると、つねに下を向いており、猫背で胸も張っておらず、佐藤晃司先生が教えてくださった状態と真逆の状態でした。姿勢に関しては今までの習慣もあるので簡単に直らないことはわかっていますが、これからは少しずつ姿勢やその他のポイントに意識をしつつ生活していきたいです。また人事を担当されている方の話をうかがうことの大切さを学びまました。大して勉強もできず、さほど取り柄もない自分にとっては貴重な言葉でした。就職活動に対して積極的な行動が、自分の望む企業につく上で重要なことだということを佐藤晃司先生に教えていただきました。




【真鍋駿介1年】
はるやまさんの製品も素晴らしかったですが、特に面接についてのお話はさらに素晴らしいものでした。まず分かったことは、第一印象が大切ということです。特に服装や髪型でマイナス点がつくことは、とてももったいないので気をつけたいと思います。また面接でチェックされているポイントも教えていただき、面接の内容より服装や元気の方が大切だと感じました。
何と、面接のスタートから3分で人柄から合否まで分かるということも教えていただきました。その1位は人柄で85.2%、2位は常識度で78.1%、3位は合否で56.3%だと教えていただきました。そうすると、やはり最初のイメージはきわめて大切だと思いました。また%で表わしてくださったのでとても分かりやすかったです。




【植野 智成3年】
佐藤先生のお話を聞きとても勉強になりました。主に面接の時の話をしてくださいました。話を聞きとても勉強になると同時に、反面怖くなりました。
一番印象に残ったのは、面接で相手のことが大体3分で分かるという事でした。人柄、常識度、面接の合否、頭の良さ、向く職業などが分かるそうです。3分で面接の合否まで決まるというのを聞きとても怖いと思いました。面接で、始めの印象がどれだけ重要かが分かりました。他にも、身だしなみ、姿勢、視線、歩き方、声の大きさ、返事、元気の良さ、顔の表情などを観察されていると言っておられました。
個人的には、視線に困っていたので、アドバイスを聞くことができ、とても勉強になりました。これからの就職活動で面接が重要になるので、話を聞くことができて本当によかったです。佐藤先生のお話を無駄にしないよう頑張りたいです。





【武本広樹1年】
佐藤先生のお話を聞いて、仕事とはどんなものか、今、働くということはどういうことなのかを教えて頂きました。働きがいを見つけるのは仕事を続ける上で大事なものなのだと思いました。佐藤先生は、仕事をする前から働きがいを感じておられたわけではなく、仕事を始めてから見つけ出されたというのを聞いた時は驚きでした。最近は、働きがいを見いだす前に、仕事を辞める若い人が多いことをよく聞きます。佐藤先生もそのことについて悲しそうに話されていたのは印象的でした。
また紳士服業界への疑問に対し、分かりやすく教えていただいたことは感謝の一言ですまないほど、有り難かったです。そればかりではなく、将来のことや、現在の経済状況を当事者の立場から話を伺えた事は、自分にとってとてもプラスになりました。
最後に、スーツの着こなし方から面接の態度に至るちょっとしたことまで分かりやすく教えて下さりありがとうございました。





【浜田 弘一3年】
今回、はるやま商事株式会社の佐藤先生の講演を聞いて、自信をもって就職活動に臨むことができるようになりました。佐藤先生からは、「就職活動は第1位印象」ということを強く仰っていただき、服装(ネクタイ・靴・シャツ)・歩き方・目線や身だしなみなどについて、専門的な知識や豆知識など教えていただきました。
 特に私が驚いたことは「歩き方」です。面接の時、歩き方が第一印象に深く関係しているそうです。自分自身を振り返ってみると、少し猫背で歩幅も小さくあまりいい印象を与える歩き方ではなさそうに思えました。これからは毎日歩く姿勢を常に意識して過ごしていきたいと思います。
 また、第一印象はかなりのウエイトを占めると仰っていました。しかも、その印象は約3分間で決まってしまい、その後の面接に入ってもあまり変化は無いと答える面接者が多いようです。言い換えれば3分間が面接では勝負ということです。他にも履歴書の書き方や、今、自分たちがどういう立場で就職活動を行うべきかの心構えについても学ぶことがたくさんありました。
 最後に終了後のラウンジでの時間では講演では聴けない貴重なお話を聞くことができました。それは、はるやま商事さんの競合他社についてです。私はスーツを販売している会社を他にも知っていますが、紳士服の販売というところだけを見ると、大きな違いをあまり見いだせませんでした。しかし、経営理念が大きく違っており、経営戦略もそれぞれ大きく違っているのには本当に驚きました。
 そういったお話を聞くにつれ、まだまだ企業について調べきれてないことが分かりました。本番の就職活動では、何度もホームページを読み返し企業の訴えているところを読み取り、実際に企業のお店に行くぐらいのことをしなければならないと思いました。





【坂下 遼2年】
はるやま商事さんの話を聞いて思ったことは、直接話をしてみないとわからない事があるという事でした。今回ぼくは、図々しくも授業の後にラウンジに行って懇談に参加しお話を聞かせてもらいました。佐藤先生は嫌な顔一つせず質問に答えてくださいました。
私のゼミでは日経テストを取り扱っています。そのテストの目標は、新聞記事から仕事に応用し、新しいビジネスのアイディアを発想し、そんな人材になることです。私はこれまで、その様な能力とはいったいどんなものか分かりませんでした。しかし、佐藤先生のスーツの商品開発の話を聞き、初めて納得できました。例えば、絶対に黒にしかならない駄目な素材を活かし最高級の喪服を作る話です。駄作と思われる素材を活かしたアイディアで発展させビジネスに繋げる。まさに、日経テストの命題です。その話を聞き、とても頭がクリアになりました。学校の中では学べない、リアルな社会を学ばせもらい本当に勉強になりました。






# by sg-u | 2009-10-29 22:43 | 学内向け公開講座
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